代表からのご挨拶

Global Kids Judo Network代表の石川慈です。
この法人への私の思いを綴らせて頂きます。

「柔道」「子供」「ネットワーク」この3つのキーワードを大切にしていきたいと思っています。

まず「柔道」ですが、柔道は日本が発祥のスポーツであり、礼に始まり礼に終わるとか、相手を敬うなど、素晴らしい基本の精神があります。私が思う強い人とは、単純に試合で勝った人ではなく人の痛みが分かる人、人に優しくできる人だと思います。柔道は、受け身をまず習います。受け身は自分の身を守るだけではなく、受け身の痛みから人の痛みが分かる。心身共に鍛え強くなる事で、弱い人を助けられる。というのが柔道の本質かなと思ったりします。また、人との出会いや、成功・失敗の経験は、人の成長の上で素晴らしいもので、すべてが財産になると思っています。

2つめの「子供」ですが、私は子供が大好きです。子供は無限の可能性を秘めていると思っています。子供たちが柔道を通じて楽しさだけでなく厳しさを、また強くなる事や負けて耐える気持ち、友達の大切さやチームプレーの素晴らしさ、そんなたくさんの価値観をこの法人を通じて、次世代を担う子供たちに作ってあげられたら良いと思っています。また自分自身、子供の頃は正直、柔道がそんなに好きじゃなかったので、今の子供が「柔道って厳しいけど面白い!!」って思えるようなイベントをたくさん体験してもらう事で、今の子供の可能性をできるだけ広げたいと思っています。子ども達の幸せや笑顔は、無条件に大人も幸せになれると思っています。

最後の「ネットワーク」ですが、柔道と子供たちを通じて世界中をネットワークで結べたらと考えています。私自身現役時代、試合で世界中を回る事で、日本にいるだけじゃ分からなかった様々な価値観・文化を学びました。できればそんな経験を、この法人を通じてまだ純粋でまっさらな子供達に体感してもらう事で、国籍・宗教・肌の色など現在ある様々な問題を乗り越えられるような、素晴らしい世界のJudo Kids Networkを作り上げるのが私の大きな夢です。

アメリカは、経済や価値観で世界をリードしていますが、柔道まだマイナースポーツです。だからこそ発展余地が大きく、全てがまっさらな白いキャンバスだと思います。

私はここシカゴで、Tohkon Judo Academyと言う素晴らしいPartnerを得る事ができました。このシカゴ発の活動は、誰もやったことのない壮大な挑戦ですが、私はセカンドライフのすべて賭けたいと思っています。何年・何十年かかると思いますが決してあきらめません。皆さんの御支援・アドバイス・御指導を心からお願いして私からの挨拶とさせて頂きます。

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