~LA五輪候補選手Maliaの12日間日本合宿に全同行!!~
我がGKJNもう1つの大きな活動「トップ選手の育成」の一環で、LA五輪候補選手Malia Manibogを4/3(金)~14(火)まで12日間日本に派遣。福岡→熊本→岡山→京都→東京と転戦し、今の立ち位置と目標とする世界のレベルを実感して帰ってきました。その一部始終を皆さんに報告致します。目標は「2028年LA五輪決勝で阿部詩選手と対戦する事!!」まだ17歳のMalia、夢は無限大です!!

1.心・技・体、今年は徹底的に身体を鍛える年!!
まだ身体ができていない17歳、力不足は想定内でしたが大学生と組んで実感!!「良いところを組ませてもらえない=技が出せない」状況が多々あり、なかなか自分の柔道はやらせてもらえません。強い選手は組み力が強い!!(柔道パワー)
心技体、全て大切ですが、まずは身体があっての技術や心。これまで技術だけでジュニアの世界で勝ってきましたが、シニアでは通用しません。この1年、徹底的にフィジカルを鍛え、今の技術を強い選手にも通用するようにする!! ロードマップが明確になりました!!
上腕・腕立て・道着を使った懸垂。彼女の身体的特徴からまずは上半身強化です!!
2.まだ17歳、可能性を感じた12日間!!
今回はトップレベルの大学がメイン。正直、あまりの実力差にマリアの心が折れ自信を喪失するのも覚悟していました。でも厳しい練習(ボコボコ)の中で必死に立ち向かい、負けても負けても積極的に相手を探す姿勢に、『彼女は化ける、強くなれる!! 強くしたい!!』と私自身が心から思えました。まだ17歳、私が同じ歳の頃はオリンピックどころか講道館杯さえ見えず、ただ強くなりたいという気持ちだけで3年間毎朝タイヤ引きをしていたハングリースピリッツをマリアに伝授し、体力と共に精神力も養っていきます。さぁここからようやく本気のスタートです。


熊本では恩師(高濱先生)の道場で日本の合宿スタイルを体感



3.そしてこれから・・・
本気でMaliaを強くするためには、他人事でなく自分事として本気で寄り添い、かつ先回りして彼女のベストを必死に考えなければいけないと思っています。何より私自身が学ぶことに貪欲にならなければいけない。
私自身、自分の勝負だけ考えて歩んできた25年間の現役選手生活。”人の為に本気になる”のは簡単ではありません。まだまだ未熟ですが、今回本気でそれをしたいと心から思えた、私自身も覚悟ができた12日間でした。「よ~し、やるぞ~!!」
~Road to LA、今後のスケジュール~
5月:
・LAにてUS選手権直前合宿(試合で勝ちきるポイント伝授)
・US選手権(5/8-9:ニューメキシコ州)階級を48→52キロに!!
→ここで五輪米国代表候補としてデビューできるか?大事な試合になります。
6月:
1weekトレーニング@LA
7月:
・ジュニアヨーロッパカップ(7/4-5:チェコ)
・ジュニアヨーロッパカップ(7/11-12:ハンガリー)
→Juniorランクは米国トップのMalia。「メダルを取って当然」の試合です。
8月:
1month 日本合宿(環太平洋大学をベースに日本中回り心技体を鍛えます)
9月:
1weekトレーニング@LA
10月:
・世界ジュニア選手権(10/22-24:ヨルダン)
→米国柔道連盟からの派遣ですが、ここで上位に入りジュニアは卒業です!!
・パンアメリカン(環太平洋)選手権(10/29:フロリダ)
11月:
・パンアメリカン(環太平洋)選手権(11/5:カナダ)
→ここからシニア連戦デビュー。五輪選考は2027年後半からですが、シニアのポイントが必須。この2試合が今年の集大成です!!
12月:
・1weekトレーニング@LA
2027年:
・世界各地のグランプリ・グランドスラム選手権を転戦
2028年:
・5月のUS選手権を経て8月のLA五輪へ(待っててね、詩ちゃん!!)
2028年ロサンゼルスで畳の上に立つ!!
大学(9月~)の休学まで覚悟しているMaliaの挑戦を見守って頂ければ幸いです。
日本からサンフランシスコの自宅へ戻り、1日おいて6h飛び、東海岸バージニア州で、メイン講師として3日間の指導!!
ハードスケジュールですが、私の柔道を待ってくれている人がいる幸せを感じながら走り抜ける米国生活6年目、春の西海岸です!!
