アメリカに来て2ヶ月、皆さんは米国生活で何が必要か分かりますか~?
答えは3つ、(1)ソーシャルセキュリティナンバー(SSN:社会保証番号→マイナンバーのようなもの)、(2)米国のクレジットカード(現金社会じゃないのでこれがないと大変!!)、(3)ドライバーライセンス(運転免許)です。これを取得するのに必要なのが滞在ビザ!! USに来た事のある方なら御存知のESTA(ビザ免除プログラム)では、実はこの国では部屋を借りるのも電気の契約も何もできません。22種類あるビザから、まずは何が取れるかを決めるのが一苦労。
私は最後O-1ビザ(アスリートビザ)を取得するのに1年9ケ月かかりましたが、この話をすると果てしないのでそれは次の機会に・・・。
今日は先日、柔道の試合以上に緊張するひと時を過ごしたイリノイ州運転免許取得奮戦記をご紹介しま~す!!ぜひ、私になったつもりでお楽しみ下さい。
まず「国際免許があれば大丈夫だろ?」と思った方、大間違いです。州によって違いはありますが、シカゴのあるイリノイ州では、居住者の国際免許有効期限は3ヶ月!!私の場合、10月中に免許を取らなければ車に乗れなくなる・・。
それを知って「ヤバい!!」と思った時は既に10月・・・、ピンチです!!
(1)事前勉強
柔道しかして来なかった私は試験、勉強、という言葉だけで心が折れそうになりながら、必死に勉強しました!!!(もちろん試験は英語、以下が模擬試験です。分からないでしょ~、普通・・・)
試験前日は試合前のようなドキドキ感(いや、それ以上かも…)
(2)試験当日
そして試合(いや試験当日)、車で20分の免許センターに・・・
市単位である免許センターは意外とこじんまりした造りの外観、中は広いですが撮影禁止なのでお許しを・・・。
(3)事前審査
12時に予約していたので時間通りに到着後、まず受付で数々の必要書類を提示(そこにくだんのSSN、家の契約書や電気代のレシートも要るので、ビザなしでは受けられません)し、写真撮影。日本とは違い思い切り笑っていいよと言われました(結果、見せられないほど凄い顔になりました・・・)
次に視力検査。こちらはアルファベットが書いてありそれを読む感じ。
係員さん『5段目の読んで!』
私『ALNDHPSGZ』
係員さん『OK,目の横に見えるランプがどっちが点滅してる?』
私『両方!』
係員さん『パーフェクト!!』
え、こんなんでいいの?という程、簡単な検査。笑
次に身長と体重は?『5フィート5インチ アンド〇〇ポンド!!!』
髪、目の色など様々な質問をされ$30のお金を支払い、いよいよ試験へ。
(4)学科試験
試験も同じオフィス内のざわざわした中で、隅の方に16台くらいPCが並んでおり、そこで指定されたPCに座り勝手にやる感じ・・・。
制限時間無制限、英和辞典のみ持ち込みOK!!!(もちろんスマホは×)
テストは35問中28問正解で合格(解答ボタンをクリックした時点で正解か不正解か出るので28問正解した時点で終了の分かりやすい仕組みです)
いよいよテスト開始!!!
1問目から間違え先行き不安で焦る…。2問目3問目4問目、、どんどん連続正解し調子に乗る。そしてたまに間違え焦る。この繰り返しの結果、最終問題35問目の時点で27問正解の7問間違えの、何ともGolden Scoreの接戦にもつれ込み・・・
最終問題は4択、答えだと思うAボタンを選択し解答ボタンを押すと同時に本気で神様に願いを込めた結果、正解しギリギリの合格でした〜〜!!!
いやー、本当に心臓に悪く、緊張した一瞬!!!
(5)実技試験
試験終了の次は実技テスト。
これも日本とは違い、自分の車を指定された場所に移動させて(この時点で無免許運転なのがアメリカ流!!)、まず車のライトやクラクションの確認。その後、隣に教官が乗って15分程、教官の指示に従って運転し、問題なければ合格で、5分程で仮免許(ペーパー)の受取終了。本免許は2週間ほどで自宅に郵送される仕組みです。おかげさまで何とか仮免許を受取り、10/15(金)、ついにアメリカの免許を取得した記念日になりました〜〜!!
この日は朝から張りつめていたので、無事に終えて一安心。アメリカの免許は公式なIDカードにもなるんですよ!
こちらで住んで夢を叶えたい方!!お金の稼ぎ方は分かりませんが、英語が分からなくても、ビザがなくてももがいて前に進む方法ならいつでも御相談を!!
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(ってまだ私もこれからなんですが・・・笑)
これが苦労の上で取得したIllinois Driver License
(バカ顔です!!笑)