Tohkon Judo Academy鏡開き式(1/14)
この1/14(土)、武道修業の出発に当たる新春恒例行事、鏡開きがここシカゴTohkon Judo Academyで開催されました。今回は、その様子を皆様と共有させて頂きます。
コロナのせいで3年ぶりになる鏡開きが、主催Tohkon Judo Academy(私もDirector を務めています)・JASC(Japanese American Services Committee)協賛の下、道場に通う子供・大人の生徒はじめ家族、コーチ関係者合わせ計200名が参加して行われました。そして何と特別ゲストとして、GKJNを応援して下さっている田島シカゴ総領事にもお休みの中お越し頂きました!!
【鏡開き式当日式次第】
8:00~12:00
- 餅つき大会(含む準備)、子供たちによるお菓子作り(大福餅他)、日本式年賀状コンテスト結果展覧会など
12:00~12:30
- 鏡開き式道場準備(神棚準備、太鼓搬入、観客席(約150席)配置など
12:30~14:00
- 主催者あいさつ(Tohkon Judo Academy: Doug Tono氏)
- 来賓の皆様のごあいさつ(田島シカゴ総領事、Mike Takada JASC会長)
- お祓いおよび安全祈願
- 2022年度特別表彰(昨年大会で活躍した方、道場運営に特別に尽力頂いた方々等)
- 和太鼓デモンストレーション
- 子供達の柔道デモンストレーション (子供達約40人の躍動に、会場の盛り上がりは最高潮!!)
- 全員での記念撮影
14:00~
- 各位JASC大ホールにて昼食後解散
【イベント内容】
〜餅つき大会〜
日本でも最近は餅つきをやる事が少なくなっている中、ここアメリカで餅つきができるとは・・。とても貴重な機会でした。ついたお餅は、すぐに調理(切って丸めたり、大福にしたり)します。子供から大人まで、楽しい餅つきは12:00まで続きました!!
田島総領事とペアでの餅つき!!
総領事、腰の入りがさすがです!!
ついたお餅は隣のテーブルでコネコネ。
こんなところでも日本文化継承です!!
〜鏡開き式〜
いよいよ12:30からメインイベントの鏡開き式です!!
これが何と本格的!!道場はステージになり、観客席も満席で、立ち見も出るぐらい大入りの大エンターテインメントでした!!
そんな中、田島総領事・JASC Mike Takada会長のあいさつのあと、厳粛な安全祈願のお祓い、表彰式、太鼓デモンストレーションと続き、最後の子供たちの柔道デモンストレーションで観客席は大盛り上がり!!この日のために準備してきた子供たちの努力も報われ、寒い中でしたがシカゴの年の始まりにふさわしいイベントになりました!!
和太鼓デモンストレーション!!年齢関係なく楽しむ姿勢はまさにAmerican Taiko!!
子供達による柔道デモンストレーション。
受け身から乱取まで少々緊張気味・・・。笑
観客席は立ち見が出るほどの大盛況!!子供
たちの躍動に大いに盛り上がりました~!!
昨年、全米大会での活躍で表彰されたマイク!!今年は全米ジュニアでトップを狙うよ~!!
【感想】
このTohkonの鏡開きは『The日本!!』という内容になっていて、新年のスタートにおいて気が引き締まると共に、日本発祥の固有スポーツである柔道及び日本文化がこのように外国で継承されている事に感慨深いものがありました。みんなでついたお餅をみんなで食べたり、子供達が柔道を披露したりと、来場者の楽しんでいる姿を見た時、本当に嬉しい気持ちと同時に日本人である誇りを感じました。
また当日は、田島シカゴ総領事にお越し頂いた事で、式はより盛り上がり、子供達のみならず私自身にとっても最大のモチベーションなりました。在シカゴ総領事館の皆様のご支援に心より御礼申し上げます。
最後になりますが、GKJNの活動を通して、柔道で子供達に様々な機会を提供するだけでなく、日本文化の面白さも伝えていきたい、日本に興味を持ってもらいたいなど、色々な日米及び他地域との架け橋になりたいと改めて思いを強くしました。その為にはまだまだ私自身が学ぶ事はもちろんですが、自分自身の『発想』を大切に、またそれを実現できるネットワークを構築していかなければならないと強く決心した1日になりました。