〜シカゴ日本語学校特別授業レポート〜
先月(11/18)、シカゴ双葉会日本語学校からお声掛け頂き、中学校で特別授業にお招き頂きました。頂いたお題は「将来の進路を色々考えている生徒を石川さんの経験を通して元気にさせて欲しい」との難問。投げたり絞めたりならこっちのもんですが、「先生役!?」「講演!?」なんて何度かやって後悔ばかり・・・。考えに考えたあげく、やっぱりテーマは自分流、前号紹介のAdidas Combat Sportsの連載でも使用した「Nothing is impossible」!!
恰好をつけずありのままを語り、みんなの真面目かつ純粋な姿勢に私自身がパワーをもらったひと時を、是非皆さんも感じて下さい。
「いいよ~、今どきの中学生~!!」
1.【シカゴ双葉会日本語学校とは??】
「シカゴ双葉会日本語学校」はJCCC(シカゴ日本商工会議所)が1966年(何と60年近く前!!)に生徒49名・教員4名でスタ-トした、文部科学省から正式に認可された日本語学校で、その後発展を重ね幼稚部(幼稚園)から高等部(高校)まで、その上小学部と中学部は全日校と補習校を兼ね備えている、総生徒数550名(コロナ前は900名)・教員職員数77名の巨大組織なのです。
その中で今回の生徒は全日校中学部の30名、さ~て「50分1本勝負(ってプロレスじゃない!!)」の柔道とはまた違った勝負、でも「子どもの未来を
輝かせる!!」私のライフワークにぴったりの挑戦!!
さぁみんな元気にしてくるよ〜〜!!
2.【あっと言う間の50分、でも心が1つになった50分!!】
柔道着じゃない私に流暢な講話はちょっとハードルが高く、最初に「私流でやるよ〜〜!!」の一言でスタート。みんな真面目で固かったので、まずは体を動かすミニゲームでリラックスしてもらい、私のおてんばな子供時代から現役生活、そして今のアメリカでの挑戦など、初めて日本一になった動画も交えて30分ほど話させて頂きました(汗!!)。
実は私、「本気で柔道を頑張ろう、強くなりたい!!」と初めて心のスイッチが入ったのが14歳。まさに今回聞いてくれた中学生と同じ時期!!私はヤンチャでしたが、ここ双葉会に通う中学生(13〜15歳)は皆真面目でいい子ばかり!!
礼儀正しく、話を聞く姿勢も良過ぎてこちらが緊張しました・・・。笑
『心のスイッチ』をキーワードに、「スイッチが入ったらためらわずに挑戦する事、失敗しても何度でも挑めば必ずチャンスはある!!」のメッセージを伝えさせて頂きましたが、質擬応答では沢山の質問をしてくれ、またそれをメモに取って、本当に「皆できた子だな~、あとは挑戦するスピリッツだけかな~!!」の一言でした。
3.【全員から感想文の感動サプライズを頂きました~!!】
最後は恒例の全員とのハイタッチで『頑張れ~!!』を一人一人に伝え、私も含めてみんなも?大盛り上がりで特別授業は終了。
そして3日後、担当の先生よりメールを頂き、その内容は何と生徒全員から私へのメッセージ(感想文)でした~!!
一人一人のメッセージを丁寧に読ませてもらいましたが、今回のテーマ『Nothing is impossible』(挑戦に不可能はない)』がみんなの心に響いたようで嬉しかったです!!(もちろん全員に返信済です!!)
私が元気になるほど素晴らしい内容で、本当に心が熱くなりました!!
学校と生徒の皆さんの許可を頂き、以下一部を紹介させて頂きます。
純粋に、このように思いを文章にできるのはとっても素晴らしい事です。
今回出会った中学生達をこれからも応援していくと同時に、柔道に限らず子供たちを元気にする活動をどんどん拡大していこうと改めて感じました。
これを読まれた全米の先生方、いつでもお声掛け頂ければ飛んで参りま~す!!
「日本の先生方!?」う~ん、飛行機代と共にお願いしま~す!!
さぁ今年も残り数週間!!締めは1週間のLAでの指導が待っています!!
私自身も『Nothing is impossible(挑戦に不可能はない)!!』を胸に、年末そして来年も全力で走り続けますよ〜〜!!